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荒﨑 千恵子

春の湖

161×117cm 紙本、岩絵具 季節の色を写し出す湖面は、春から初夏にかけての新緑のやさしさ、秋の紅葉の美しさ、そして冷たい冬の厳しさを漂わせる。ことに一面が水でおおわれる夏冬には、小島まで歩いて渡ることができる。自然の季節の豊かさに感動し、自分自身の季節と重ね合わせ、その思いを...

森田 美子

追想

233×91㎝ 紙本、岩絵具 傷ついた故郷−神戸。街はすっかり姿を変えてしまったけれど、六甲の山並は今でも私をやさしく包んでくれる。山の空気・あじさい・木漏れ日・流れる霧−夢・恋・希望・時の流れ−この山に抱かれていると少女の頃の自分に出会える。心の中に芽生えた「生かされている」とい...

前田 郁子

うひ山ぶみ

83×214㎝ 絹本、岩絵具 深山を放浪する若い西行の姿を描きたいと思った。主に五月の吉野に取材している。初山踏みとは、初めて山に登ること、学問の道に初めてはいることを指す古語である。不本意なものではあっても、自分の出発点はここより他にはないということを自覚して、昔の人の歩いた...

松本 千穂子

偲んで

116.8×181.8㎝ 紙本、岩絵具 長く赤い蕊が四方八方へ伸びて宝珠の形を作る美しい花の彼岸花は別名梵語で赤い花を意味する曼珠沙華とも呼ばれる。赤は血、炎、さらに死を連想するが、赤は命の色でもあると聞く。一昨年他界した夫を、思い出の地でもある、幻想的な雰囲気を漂わせる彼岸花の群生...

元谷 利枝

かれん

163×118㎝ 紙本、岩絵具、純金泥、アルミ泥 江戸中期以降、町人に限り結ばれた帯結び(角出し)は、商家のおかみさんから、可憐な町娘に至るまで、幅広い層に好まれ広まった。先日私は踊りの着付けをし味わいのある粋な着物に魅せられ、今回、可憐な小町娘を屏風の前で、着物の裾をおひずりに...

本橋 亘

大地へ

116.7×182cm 紙本、岩絵具 現在の環境破壊は、人類が誕生してからわずかな時間の行為である。人間は便利さの追求するために自然破壊を繰り返していくことであろう。草食動物の行為を見ていると、生きていることが自然保護の循環であるように思える。草食動物を描いて地球に優しいおこないを見...

小島 加代子

水辺の戯れ

80.3×233.4㎝ 紙本、岩絵具 花菖蒲のスケッチをしていると、ガアガアと賑やかな声と共に鴨の集団が近くの池からやってきた。毛繕いしたり、首を長く伸ばして餌を探す姿は何とも無邪気で、見ている人達に笑みをもたらしてくれる。そんな、ほっとするような光景を表現してみた。画面上の鴨たち...

金 敬順

出でよ、舞え

117×182㎝ 紙本、岩絵具 祖国の歴史の中でも最も輝かしい高句麗壁画。私はこの高句麗壁画の四神図を描きたく日本画コースに入学しました。演習デッサンですらも不合格連発で苦した私が、ここまでたどりつけた事が夢の様というか不思議です。

村田 美智子

道導(みちしるべ)

116.7×160.7cm 紙本、岩絵具 私も年を重ねるにつれ、今一度人生を振り返る事もしばしばある。その中で80歳を過ぎた母の生き方や、人柄が一人の女性として捉え、根強く影響を受けている事に気づく。いつも好奇心を持ち、女性の心を忘れない母を卒制にと早くから思い、芯の強さや、女性としての...

藤原 美津子

まなざしの行方

171.2×116.6㎝ 紙本、岩絵具 大きな眼、青い眉とくちばし。その姿をとてもかわいく感じました。獰猛なはずの猛禽類ですが、私が感じたかわいらしさを表現しました。

久保 直美

祥あれ

181.8×116.8㎝ 紙本、岩絵具 嫁ぐ日の夢を持つことの、暗い部分が強く語られる今日ですが、日々女性の生き方は変化しています。たとえどんな道を選んでも苦労があります。でも、その裏側には喜びが隠れているのです。素直な心と希望の光があれば、その一生が枯れる事のない花になる。華やかで...

矢野 美枝

牛たち

116.8×181.8 紙本、岩絵具 富士山の麓、朝霧高原に放牧されている牛達は、広々とした緑の中でのんびりと草を食んでいた。その姿を観ていると不思議な気持ちがした。都会の喧騒を忘れ、遠い『古』にまで思いが遡ります。人の心には故郷があり、それは土であると思い始めた。牛達の淡々と生を全...

平井 一次

182×116.8㎝ 紙本、岩絵具 葉を落とした冬のユリの木に、風雪に耐えている強靭さと、なお天に向かって伸びようとする意志の強さを感じ、20世紀から今世紀への我が国の歴史を思う。先の大戦の開戦から終戦、廃墟からの経済の急成長と停滞の真っただ中に生き、今、古希を迎え、新しい夢を目指そ...

中居 長子

インド・憧憬

160.6×116.7㎝ 紙本、岩絵具 神戸を離れて40年。いつも、ふるさとを憶う時、頭に浮かんでくる一つの一つの光景がある。港から山に向かうハンター坂を登ると、いつも目にした、サリーを風になびかせつつ乳母車を押していた若いインド女性の姿である。それは、遠い異国への憧れを育くみ、心の原...

曽根 智子

秋桜

160.6×116.8㎝ 紙本、岩絵具 群生するコスモスの花たちが、かすかな風に揺れています。何か良い噂でもしているのでしょうか…。ひそひそとささやきあう花たちと過ごす秋の一日。

今村 浩幸

自然の流れと共に

80.3×233.4㎝ 紙本、岩絵具 生まれ育った町を流れる吉井川と、そこに住むカワセミを描きました。絶え間なく変わり続ける水の流れは、時間や季節の流れ、生命の循環を感じさせます。制作にあたり、自然の生命感、水の流れの美しさが表現できればと思いました。

佐々木 綾

添(ten)

145.4×116.8㎝ 紙本、岩絵具 柿の木の根元にノイバラが茂っている様子が、互いに寄り添い、労り合っているようで、そのさり気ない、優しい感じに惹かれました。私も周りの人々にとってそのような存在でありたい、自分に何もできなくても気持は側に寄り添っている、そのようなことを大事にして...

佐野 全美

白い春

116.8×160.6cm 紙本、岩絵具 厳しい自然に耐える力を蓄えている植物たちの力強さとたくましさ、黙して私達に感動を届けてくれる存在を表現したかった。冬の厳しさを残しつつ、それでも時々ふと春の気配を感じる、そんな春が待ち遠しい春寒の季節にいち早く春を届けてくれる木蓮の白。早朝の透...

柴田 比呂子

謝肉祭の朝

116.7×182.2㎝ 紙本、岩絵具 ヴェネツィアの謝肉祭は、人々のエネルギーに満ち溢れている。光と影・繁栄と衰退、自由と享楽を求めたヴェネツィア人の営みも運河は映し出してきた。時は流れても、人間の思いは変わらない。出会いと別れを繰り返し、精一杯自己表現しながら生きていく人間を表わ...

佐々木 志津子

広瀬川・初夏

116.7×182㎝ 紙本、岩絵具 入梅前のこの風景は妙に誇りっぽく、少し色褪せた木々の緑は格別に美しいわけではなかった。樹木が川を包み込むように生え、優美な曲線を描く川岸の二本のラインが、さざめき合う水面を木々をしっかりと支えているようであった。特に風光明媚というわけでもないこの...

藤井 雅敏

旅立ち

116.8×160.6㎝ 紙本、岩絵具 この梅の木は、樹齢300年以上とも言われ、直径7mもある巨木である。スケッチの際、この木の回りを気忙しく走り回るセキレイがとてもユーモラスで、と同時に年輪を重ねどっしりと構えた巨木に対し、若い新芽と若人のように活気あふれるセキレイの姿に、受け継がれ...

廣本 由美子

井手の玉川 日本六玉川の一つ

145.4×116.7㎝ 紙本、岩絵具 桜名所でもある井手の玉川は、京都府南部井手町を東西に横断し木津川に入る。往時は日本六玉川の一つで「駒とめて、なほ水かはむ 山吹の 花の露そう 井手の玉川」と藤原俊成が新古今和歌集で詠み、文人墨客の心を最も惹き歌や絵になったという。新緑には川が清...

城 古ずゑ

熊野古道、大門坂幻想

181.8×116.8cm 紙本、岩絵具、金箔 私が、住む地方、紀州に熊野古道がある。千年の歴史を秘めた山紫水明を愛でる人々によって、漸く世界文化遺産に、登録された。幽幻と言うべき、大門坂の入口だけが、前夜来の雨に洗われたのか、奥の坂道は緑の苔におおわれ我々をいざなう。古しえの若い官女...

中村 真理子

華の命は短くて

233.6×80.3cm 紙本、岩絵具 夏にスケッチをはじめて、あっという間に咲き誇って散っていく花のはかなさと、蓮独特のなまめかしさと、ちょっと生ぐさい感じを表現しようと思いました。つぼみから枯れるまでを縦長の画面におさめることで時間の流れと生命が生まれて消えるまでを描きたいと思っ...

井伊 宜誉

母と四季の草花

182×116.7cm 紙本、岩絵具 卒業制作では、二十歳の振袖姿の母を描こうと決めていました。お気に入りの振袖を着て、少しはにかんで立つ母の周りには、大好きな草花をたくさん咲かせました。背景の植物が中心の人物を華やかに包み込み、画面全体から初々しさとやさしさが感じられるように心掛け...

紺谷 享子

花菖蒲

116.4×160.8㎝ 紙本、岩絵具、銀箔 花を描くことで風、光、香りなどを体全体で感じながら自然と向き合えたこと、そして充実した日々を過ごせたことに感謝の気持でいっぱいです。今でもその時空間は私の心に残っています。それらの思いをこの絵に表現出来れば、見る人に伝えられればこの上なく...

奥村 佳世子

和装の瞬間

181.8×116.8㎝ 紙本、岩絵具 日本古来より伝統的な染織・縫製で仕立てられた着物をまとってみると普段の忙しい喧騒が消えた。そんな視点で世界を見つめると眺める視線が和らいで多くの事が見えてきた。美しい瞬間ははかなくてまた出会えるとは限らない。そのような大きな生命のうねりの中でふ...

川﨑 日香浬

流生

116.8×181.8㎝ 紙本、岩絵具、箔 アマゾン川流域に生息する世界最大の淡水魚、ピラルク。水底で七色に妖しく輝くこの古代魚に出会った時の感動と、巡り巡る時の流れの様な漠然とした大きな空間を描こうと思った。

小島 知子

森にて(熊野)

116.8×181.8㎝ 紙本、岩絵具 私にとって七面鳥の第一印象は、妖艶美でした。描きたいと思っていたところ我家へ来ることになり、時間をかけてスケッチすることができました。羽ばたくとスケールが大きく圧倒されます。又顔(頭)の色が七変化するなど、観察、飼育と日々大変愉快です。次はやっ...